美容と起業 TKB BLOG

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理美容業界のいろいろと、起業にまつわる私自身が日々インプットしている内容をお伝えしようと思います。

【5分でわかる美容業界の現状】美容業界はチャンスの塊??

 

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みなさん、こんにちは!!

 

今日もやってまいりました。

 

美容と日々学んでいるビジネススキルについて

発信していくTKB BLOGです!

 

 

今日のお題は前回の記事に引き続き、理美容業界の現状について

お話ししていきます。

 

 

前回の内容

 

 

この2点についてお話ししていきました。詳しく知りたい方は前回の記事をみてください。

 

今日は厳しい美容業界でもチャンスの塊だという内容です。

 

 

 

 本来は潰れにくい美容業

 

美容室の数が増え続け、過当競争を行う中で、それぞれのサロンが個性を失い、

サービスがコモディティ化している中で、美容業界って大変だなーなんて

思うかも知れません。

 

しかし、美容室のビジネスは本来潰れにくいビジネスなんですね。

 

その理由は3つ

1:低い原価率

2:日々の現金収入

3:高いリピート率

 

まずは

低い原価率

 

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美容業は主にカットなど人が行うサービスなので、材料費などはかかりません。

 

しかし、最近はカラーが世の中で主流になってきていますよね。

 

少ないサロンでもカラー比率が40%ぐらいはあるんじゃないかな。

 

カラーやパーマをする時には、カラー材などの材料費がかかります。

 

この一回の施術での材料費=原価率とすると、

 

なんと10%前後なんです!

 

飲食店の原価率で言うと30%前後が理想といわれているので、

いかに美容室の原価率が低いかはわかっていただけるかと思います!

 

 

次に

日々の現金収入

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美容室は、日々の売り上げが現金決済、もしくは入金サイトの短いキャッシュレス決済が多いので、資金繰りがシンプルで黒字倒産のリスクが低いんです。

 

例えば、

資本金100万円で商品を150万円分買掛金(支払日は月末)で仕入れます。

 

その月に商品が売れて、200万円売掛金(回収日は翌月末)で売り上げになりました。

 

こうなると、商品は売れているのに、月末に支払う分の150万円は手元に100万円しかないので払うことできない。

 

こうやって利益は出ているのに倒産してしまうのが黒字倒産です。

 

めちゃくちゃ簡単な例で説明しましたが、

 

これが現金収入が多い美容室ではなかなか起こりにくいんですね。

 

最後は、

高いリピート率

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どんなビジネスでも継続的に繰り返し購入したり来店したりしてくれる顧客が多いと売り上げベースが保たれます。

 

美容室での場合は、

 

カルテ顧客の平均50%が3回以上来店している固定客で構成され、その固定客による売り上げが総売上に占める割合は平均85%もあるというデータがあります。

 

これはもちろんサロンによっては様々で、

新規客のお客さんが毎月すごく来店されているサロンもあれば、常連客がずーと通い

続けてくれて、新規客はほぼいないサロンもあります。

 

正直これからどんどん少子高齢化が進み、労働環境が変化している世の中でどっちがいいかはみなさんもお分かりかと思います。

 

この詳しい内容はまた別の記事で発信していきますね。

 

10年後の美容室を取り巻くビジネス環境

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美容室の数がただでさえ多いのに、近年も年々増加傾向にあります。

 

しかし、10年後に大きく変わっていくというのが予想されているんですね。

 

1年あたりの美容師国家試験合格者数と、1年あたりの美容室開業数をこれまでの

開業比率をもとに予測したデータを突き合わせてみると、

 

2020年頃をピークに新規開業数は減少に転じ、2025年以降、数の上での美容室の競合環境が緩和されると見込まれています。

 

今って少子高齢化でどんな業界でも今までよりも人が減っていっているのは当たり前のことですよね。実際に美容師になる人も減っています。

 

さらにさらに、美容師のイメージって結構悪くて、親ブロックや業界の大変さをネットで見てなる人が他の業界よりも減ってるんです。

 

その影響で、2025年以降は美容室の開業は減っていくっていう予想されています。

 

これってどこの業界でもありますよね。

 

しかも、美容師になろうと資格をとった人たちがどこに就職したいかというと、

個人店よりも企業化された大型店やデザイン性の高い、都市部にあるデザインサロンに就職するという二極化になってる現状もあります。

 

こうなると、数の上でのライバルは減少するんですが、ライバルの質が大きく変わっていきますよね。

 

この環境でどうやって人材を確保するのか。

 

これは日々経営者が市場の環境を把握し、他業界や他のビジネス、などで日々勉強してアウトプットしていかないと厳しいとおもいます。

 

今って結構他業界の経営者の方々が、美容室ビジネスに参入しているケースって多いですよね。

 

つまりそういうことなんです!

 

ここから先はまた次回で!!

 

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